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三都市の風景

チョコレート王国の古都散策チョコレート王国の古都散策

January.'07

欧州ではチョコレートは老若男女を問わず人気があり、その成分を巡って国際的な議論に発展するほどです。
中でもベルギーは質、味、消費量において、欧州内でトップクラスを誇ります。日本でもお馴染みのゴディバ、メリー、ノイハウスなどは、ベルギー王室御用達のお墨付きを持つベルギーのチョコレートメーカーです。
街のいたるところで目にするチョコレート店のメイン商品は「プラリネ」と呼ばれる、ナッツクリームなどを詰めた一口大のチョコレート。ケーキ同様、生菓子と位置づけられているプラリネを、欲しい時、欲しい分量だけ購入するのがベルギー流。
散策途中にチョコレートショップを見つけたら、是非足を運んでください。 プラリネの甘い香りと上質な甘みが、歩き疲れた身体と心をリフレッシュしてくれること請け合いです。

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チョコを食べるだけでは物足りない方は、世界遺産に指定されている首都ブリュッセルの中心グラン・プラスと、ブルージュにあるチョコレート博物館を訪ね、チョコレートの製造工程や歴史などに触れてみてはいかがですか?
また、4月にブルージュで開催されるチョコレート・フェスティバル「ショコ・ラテ」では、食べる、飲む以外のチョコレートを体験するイベントを楽しむことが出来ます。

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「水の都」「北のベニス」と称されるブルージュは、町に張り巡らされた運河を利用し、13世紀に繁栄した商業都市です。
その機能を終える15世紀当時の面影を残す景観は世界遺産に指定され、現在はフランドル地方屈指の人気観光地となっています。名物の運河クルーズを利用すれば、石畳の散策とは趣の違う町を発見することでしょう。
尚、ブルージュと並ぶ古都ゲントは、ブリュッセルとブルージュの中間に位置します。 フランドル絵画の大傑作と称される、ゴシック様式の聖バーフ大聖堂のファン・アイク兄弟作の「神秘の仔羊」を見学し、ブルージュとは一味違う古都の町並みを楽しんでみてはいかがでしょう。

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チョコレートショップ
【国名】

ベルギー王国
Royaume de Belgique

【対象地域】

フランドル地方

【公用語】

オランダ語
フランス語

【通貨】

ユーロ

【時差】

-8時間
サマータイム時
-7時間

【平均気温】

夏 18度
冬 3度

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